時計からラーメン二郎まで

自分の好きなこと 思想を書きます。

ネットから見る現実世界は理想的に見える法則

iphoneは10年で世界を変えてしまった。世界の中には日本も入っているだろう。僕は世界のことは分からないが日本に住んでいるので日本の事は分かるだろうと思う。 まず1つ言えるのはiphoneは確実に日本を変えた。 それまで日本はガラケーが主流だった。ガラパコス携帯というぐらいで日本に特化した携帯だった。 お財布携帯 ワンセグ 防水 などなど 携帯自体の種類も多くカタログを見るだけで楽しかったのではないだろうか。 お財布携帯や防水機能などを見るとiphone7で今更防水機能なんて遅いと感じてしまう。 Suicaと連動する奴もお財布携帯なんて機能はあったわけだしアップルならもっと早く出来たのではないかと思ってしまう。 それとも世界基準ではそれらの機能は必要なくアップルが日本に合わせたのかな。

僕が小学生ぐらいの時は女子高生なんかは携帯にバカでかいストラップを付けていた。 携帯なんかよりもずっと大きいやつだ。 それに携帯小説なんかも流行っていた。 相手によって着信音は変えていたし、メールが来ない時は何度も問い合わせしてしまうという現象もあった。 こういうのは日本の独自の文化と言えると思うのだがiphoneが登場してジワジワその文化は消滅していっている。 僕は初めての携帯はガラケーだったからギリギリ分かる。 そういう意味では最初からスマホじゃなくて逆に良かったとさえ思える。


iphone スマホが登場して 人々は小型のパソコンを持ったのと同じ事になる。 実際 パソコンと出来る事は変わるかもしれないが パソコンを小さくしたようなものだ。 それによって写真も動画も簡単に撮ってそのまま発信出来るようになった。 その事はいい事だと思う。 技術も発達した訳だし。 ただそれによって誰もが 人に羨ましいと思われる写真もしくは動画を撮りたいと思うようになったんじゃないかな。まあ当たり前だよな。 本当に僕はいつも思ってしまう。ネットで見る写真や動画は実際に見るより理想的に見える。実際ネットでみて良いなと思った所に行ってもそんなに凄いと思わなくなってしまっている。
人が撮った写真や動画が理想的に見えるというのは人間の想像力が素晴らしすぎるからじゃないかな。 ただその人が1枚の写真を乗っけているだけでもそんな楽しい事したんだなという想像力が働いてしまう。 それで同じ事をしても思ったより楽しくないなと思ってしまうんだ。
Instagramなんかそれを上手く使ったサービスだなと思う。 どんな人が撮っても加工すればそれっぽい写真になるからだ。 それっぽいってネットでは1番大事になってきているな。